2016年05月12日

第6回にこにこ祭りが開催されました!!

快晴の空の下、今年もにこにこ祭りが開催されました。

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今年で6回目となった「にこにこ祭り」が、2016年5月5日に開催され、多くのボランティアの皆様の協力により、大盛況のうちに終えることができました。
東日本大震災直後の2011年5月に、子どもたちの笑顔のために1回目が開かれ、回を重ねるごとに多くに皆様のご協力を得られるようになりました。
今年も街なか広場のほか、中合ツイン広場、子どもの夢を育む施設 こむこむの3会場で、様々なイベントが行われました。
風が強く吹いていましたが晴天にも恵まれ、来場者数は過去最高の約9,000人を超えました。
詳しいイベントの様子は、追ってお知らせいたします。
posted by fukushima-fight at 09:40| がんばってる人・会社

2015年04月09日

こけしは乙女心(土湯伝統こけし工人 近野 明裕さん)

kokeshikoujin_kono001.jpgこけしとの出会い
まーるい頭に細長い胴、単純に描かれた顔、縞模様だけの胴。
私の手元に来た“こけし”との出会いは 私が十九歳、市の職員を二年目で退職したときでした。
進学の夢を捨てきれず退職した際、職場の同僚たちから、記念品として土湯こけしを頂いたのです。 それが阿部広史さんのこけしでした。
当時は興味もなんとも無かったのですが、飾っておくうちにそれが家族の一員のように頭に浸み込んでいったのかもしれません。
夏休みに自宅に帰ったとき、高湯温泉のおじさんがこけしを持ってきて自慢していたのです。
なんと、お土産屋さんの仕事の合間にこけし作りを始めたとのことでした。
「こんのくんも卒業して福島に帰ったら、こけし作りを教えてあげる。」と言っていただいたのを今でも覚えています。
「自分でもこけしを作ることが出来るんだ。自分のつくったこけしを多くの人に見て頂いて、家族の一員のように迎えて頂いたら夢のよう。」
と思ったものでした。
夢を実現できたのは、福島に戻ってサラリーマンになって六年目頃。
当時の、市の観光課長さんから紹介されて、私の師匠、佐藤久弥さん(名人佐藤佐志馬さんの娘御婿)に弟子入りしました。
弟子というより、毎週末、材料代等を払って佐藤さんの隣で見よう見真似で夢中で木地を挽いていました。
十年間、週末は木地挽きでした。
当然、自宅にもロクロは設置して、思い立ったら深夜でも早朝でも挽いていました。

土湯こけし
福島駅より西の方へバスで四十分、吾妻連峰の裾野に土湯温泉があります。
古くから湯治客が多く、簡素でひっそりとした温泉街。
こけしと水芭蕉の里と呼ばれ、橋の欄干からは大きなこけしが迎えてくれます。
伝統こけしは、俳聖、芭蕉の名著「奥の細道」に描かれた風土こそがふるさとです。
東北地方の温泉街の十ヵ所が伝統こけしの原産地です。その中で福島県を代表した“こけし”のふるさとが、土湯温泉です。
土湯こけしは、昔は “木ぼこ” “木でこ”と呼ばれ、農山村の女の子の玩具でした。

kokeshikoujin_kono002.jpgロクロ模様
その特徴は、頭が比較的小さく、頭の頂点に蛇の目がひとつついている。頭は胴にはめ込み式になっていて、胴模様はロクロ線一式のものと、ロクロ線を主にして簡単な縞模様や小さな花模様を描いたものもあります。

原型は棒人形。
きっと、こけしの原型は、女の子が手で持つための棒で出来ている棒人形だったのでしょう。
女の子が手で持ったり、着物を着せて遊んだと思います。
ですから、原型は、女の子が手で握れるくらいのものだったに違いありません。

材料はミズキ
伝統こけし作りは、東北の寒い温泉街にしか残らなかったのです。
それは、より良い材料に恵まれたせいもあります。
寒いと木目が締まってきめ細やかな丈夫な木になります。それは、堅くてつやがあって、こけしにはとっておきの材料です。
こけしの材料となる木は「ミズキ、イタヤカエデ、ビヤベラ、ジシャ、椿、桜」など木目があまり目立たない堅木が使われ、これらの材料は秋彼岸がすぎて樹木の活動が停止する頃をみはからって切り倒し、一年以上も乾燥して使用します。

こけしはお祝いの人形
赤い水引手の模様が頭に描かれるこけしは、京都御所人形の「祝い物」の流れを引く人形です。
「子消し」と言って、昔、飢饉などで間引かれた子どもの供養や水子供養のため用いられたという風評もありますが、こけしに限っては当てはまりません。
かつては東北地方で、きぼこ、でこ、こけすんぼこ、などと方言で呼ばれてましたが、昭和十五年に「こけし」と統一呼称することが愛好家により決議されて現在に至ってます。

心の美人
こけしは作った人の顔、家族に似るといわれます。
毎日、無心に顔を描いていると、家族の顔になってくるから不思議です。
こけしを通して表現できることはすばらしいことです。
そのうち、理想の女性の顔、夢の恋人だった人の顔にもしてみたいものです。
一〜二本玄関の棚にそっと飾って、心の中で微笑んでみたいものです。
心の美人に。

乙女心を映し出す
最近、若い女性のこけし愛好者がふえている、との声が多く聞こえます。
今年四月に出版された「こけしガイドブック」が、発売後一ヶ月半で重版が決まったそうです。
背景には、雑貨マーケットの変化や乙女心の変化があるそうです。
昨年八月にオープンした、鎌倉の「コケーシカ」のオーナーは「戦前・戦後のこけしブームは年配のコレクターが中心。だがこけしは本来子どものおもちゃ。純粋なこけしの魅力を若い人に伝えたいと店をひらいた」と。
“こけしは乙女心を映し出す”
そう考えるとブームの復活は 女性の心に変化が生じた!ことかもしれません。

土湯こけし工人 近野明裕
posted by fukushima-fight at 12:46| がんばってる人・会社

2012年10月15日

「お母さんのための放射線勉強会」を開催

「お母さんのための放射線勉強会」を開催


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福の鳥プロジェクト主催により、「お母さんのための放射線勉強会」を開催しました。
第1回は2012年7月22日(日)に福島市のコラッセふくしま、第2回は2012年8月26日(日)に伊達市のつきだて花工房で行い、いずれも50名を超える参加者が集まりました。

20120722_02.jpg放射線に対する詳しい知識を身に付けていくことは、福島で暮らしていく私達にとって重要なことです。しかし放射線に関する情報は、難しい専門用語も多く、なかなか理解しづらいのが現状です。
子どもと家族を守るお母さんが日頃の不安や疑問を少しでも解消できるように、放射線に関する基礎知識から健康に与える影響まで、分かりやすい例えを交えながら解説しました。

第1回の講師は渡邉正己先生(京都大学名誉教授)、立花章先生(茨城大学教授)、宇佐美徳子先生(高エネルギー加速器研究機構講師)の3名。第2回の講師は第1回に続き渡邉正己先生、松田尚樹先生(長崎大学教授)、三谷啓史先生(東京大学教授)の3名でした。
いずれも日本放射線影響学会に所属する放射線に関する研究の専門家です。
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勉強会では本題の前に、放射能に関して世間でどれだけ誤った認識がされているかということについて、全国チェーンスーパーや報道・インターネットなどでの事例を紹介し、正しい知識を持つ必要性を解説しました。
続いて放射性物質について、専門的な知識にも触れながら、どのような性質を持っているものかを解説し、最後に人体(特に子どもの身体)に対して、放射線がどのような影響を及ぼすかを分かりやすい例示とともに解説しました。

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最後の質疑応答では、甲状腺、住んでいる場所の線量、農作物(食)への安心などについて質問があり、先生方はその一つ一つに丁寧に回答していました。

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当日は小さいお子さんをお持ちのお母さんも気軽に参加できるようにと、ボランティアの方の協力もあり、託児所を設置しました。


福の鳥プロジェクトメンバーからも放射線の問題への取り組みを紹介しました。
スーパーいちいは、いち早く測定器を購入し商品のを検査し情報を公開し続けています。環境分析研究所の菊池社長は自ら母親として安全を確認するためにゲルマニウム半導体検出器を購入して検査を続け、地元の方の不安を解消しています。つきだて花工房でも測定器を導入し、自ら直売所に並ぶ商品を検査して、食の安心を発信しています。

お母さんたちは、メディアや口コミなどから情報を収集しています。たくさんの情報があふれていて、何が正しいのかいまだに不安を抱えています。そんな中でも、自分で情報を確認し、行動に移していくことが大事だと感じます。
今後も福島に住むお母さんたちの知りたい情報を伝えていきたいと思います。

【参加したお母さんたちの声】
基礎知識や人体への影響など、詳しい話を聞いて少しむずかしいところもありましたが、このような勉強会に何度も参加することが大事だと思いました。

内部被曝・外部被曝という言葉を聞くだけで不安でしたが、子どもたちにストレスを溜めさせないバランスの良い食事をとることが一番だと感じました。

飽きさせずに噛み砕いた勉強会で、配布されたQ&Aの資料も、住んでいる人の率直な疑問と分かりやすい回答が書かれていて今後疑問を抱いた時に参考にしたいと思いました。
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2012年01月25日

ボランティアさんに支えられて。(みちのく福島路ビール)

吉田店長.jpgみちのく福島路ビール 店長の吉田です。

当社は震災以降既存の飲食店からは「お客様が放射能のことを気にして飲んでくれないんですよ…」とのお話が多く今後どのように販売していくか悩んでいた時に、復興イベントのお誘いを毎週のようにいただき2011年は何とか売り上げを維持することが出来ました。イベントでは、放射能汚染のこととかお客様が直接聞けるから安心して飲んで頂けたのかもしれません。

しかし、復興イベントのほとんどが関東方面で、またどのくらい売れるかわからないのがイベントです。福島からスタッフを連れて行くと赤字の恐れが…。そんな時に助けて頂いたのが関東在住の地ビール好きの方々。「時間があるときは手伝うよ〜」と言ってくださりお言葉に甘えて毎週のようにボランティアとして手伝って頂きました。普段は営業のお仕事やプログラマーとして働いていて異業種を体験出来て売れると楽しいと。「もう少しこんな感じにしたら売れるんじゃない?」と客観的に意見を頂いたり、「お客さんが途切れたから呼び込みするね」と忙しい時は休憩も取らずに手伝ってくださり頭が上がりません。本当にありがとうございます。

2012年もボランティアさんのお力をお借りしながらイベントに積極的に参加して行きたいと思います。見かけたときには声を掛けてください。

みちのく福島路ビール http://www.f-beer.com/

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posted by fukushima-fight at 13:37| がんばってる人・会社

今年も「めげでられっかい」の気持ちで(プリントオフィス福島)

プリントオフィス福島.jpgあの大震災から一年。必死で走り続けてきました。

福島、郡山、いわき、米沢、仙台、そして東京と、復興イベントに出店してきました。
昨年は、イベント出店回数が四十を超え、オリジナルお好み焼き「がんばっぺ焼き」が少しずつ認知されてきたと実感しています。
お客様から「頑張ってね」「応援してっからない」等々、たくさんの温かいお言葉をいただきました。
中でもいわき市久之浜の復興花火大会のときは、津波と火災でかなりの被害を受けたにもかかわらず、
温かい励ましのお言葉と、「がんばっぺ焼き」に行列ができ、目頭が熱くなりました。

今年は、二月から既にたくさんのイベントが入っています。故郷福島の、東北の一日も早い復興に少しでもお役に立てるよう、
力の限り頑張っていきたいと思っています。
風評被害に「めげでられっかい」。

当社のモットー「焦らず、驕らず、図に乗らず」で今年もがんばっぺ!


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