2011年09月01日

“ふくしまっ子集まれ!! 新発田臨海学校”


海に! 森に! 子どもたちの笑顔が集まった!!
“ふくしまっ子集まれ!! 新発田臨海学校”・・・・ 8月17・18・19日

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震災以降一貫して「子どもたちに笑顔を」をテーマに様々な活動を行ってきた福の鳥プロジェクトですが、今回、原発による放射線の影響で思いっきり外で遊べない子どもたちに何か出来ないだろうか…と考え、正真正銘の笑顔を求めて『ふくしまっ子 集まれ!! 新発田臨海学校』を実施しました。子どもたちの笑顔を応援してくれたのは、新潟県新発田市のみなさん。

 参加したのは5歳から14歳までのふくしまっ子41名に、保護者と福の鳥スタッフ合わせて49名。迎えてくれたのは、新発田市産業振興部長ほか23名に関係者合わせて30名もの人たち。思いっきり子どもたちに楽しんでもらおうと、あたたかい支援をして下さいました。(感謝!!)

晴れ1日目 8月17日(水)

朝8時、福島駅西口に集合…知らないお友だちにちょっと不安そうな子も、バスが走り出すと徐々に
緊張もとれて笑顔に。4時間の長旅もなんのその、みんな元気いっぱい!

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開校式では、新発田市の大山副市長、産業振興部の森部長、高野主査の挨拶に続き、
生徒隊長、副隊長が元気に挨拶。

いよいよお楽しみの海水浴!

藤塚浜海水浴場は歩いて5分。
砂浜が延々と続く遠浅の海はちょっと波が高く曇っていましたが、それでも子どもたちは大喜び♪。


指導員の号令のもと、ルールもちゃんと守って立派なふくしまっ子でした! 


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夕ご飯はバーベキュー♪
山盛りのお肉、ソーセージ、新発田名産アスパラ、野菜炒め、やきそば、きゅーり、おにぎり……。
これ、ぜ〜んぶ新発田市のみなさんが汗だくで焼いてくれたもの(感謝!!)
泳いでお腹が空いた子どもたちは、楽しそうにお喋りをしながらお肉をほおばり、スイカにかぶりついていました。

次のお楽しみは温泉! 眺海荘からバスで5分―「紫雲の郷」健康センターには、地下1300mから湧き出る深層湯温泉があります。 「温泉、しょっぱかった〜」と、報告にくる子ども達。
「大きな温泉で楽しんでもらいたい…」との新発田市の配慮でした。

夜、68畳の大広間では、全員輪になっての“ハンカチ落とし”や、お化けの話、そして恒例の枕投げ。すっかり興奮気味の子ども達、消灯後もなかなかお喋りが止まりません。

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晴れ2日目 8月18日(木)

夜から降り出した雨に今日は一日不安定な空模様との予報。
でも、子ども達の元気に押されて時折晴れ間がのぞく中、一行は「紫雲寺記念公園」へ。 まずは、班に分かれてミニスタンプラリー。

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5つのポイントでスタンプを押したら、100種類の野鳥が観察出来るという愛鳥センター「さえずりの里」へと進みます。

いろいろな鳥の声を聞くことが出来るジオラマに、子どもたちは釘付け…。
珍しい鳥の卵や巣、剥製も見ることができました。

館内見学のあとは「バードウォッチング」のDVDを見てお勉強…のはずが、殆どの子どもたちは睡眠学習(笑)。

「さえずりの里」には全国唯一“鳥の病院”があります。ここには全国から、怪我や病気で保護された鳥が治療に来ています。羽根の折れたフクロウ、釣り用の鉛を飲み込んでしまったサギ、群れでは生きていけない白いカラス等々…。保護に当たる皆さんの仕事を学びました。

夕食のあとは、うれしいサプライズ!
夜8時。温泉から戻った子ども達を待っていたのは、海べの花火大会♪
外は真っ暗、誘導灯を持った新発田市の皆さんと海辺まで移動しての花火大会はスリル満点の思い出になりました。風が強くて火がつかなかったこと、火の粉に追いかけられたこと、花火に照らされた子どもたちの真剣な表情、すべて心に焼き付けたいくらい。


晴れ3日目 8月19日(金)

いよいよ最終日。
残念ながら今日の地引き網は中止。 昨夜、海が荒れて船が出せなかったとか(残念!)

急きょ予定を変更して、日本100名城の一つに数えられる国の重要文化財「新発田城」を見学。
本丸表門を入り、二の丸隅櫓(すみやぐら)と呼ばれるところを見ました。
ここは敵の侵入を見張るところで、いろいろな仕掛けがある。

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いよいよ最後のお楽しみ“オリエンテーリング”です。
気温30℃、結構きつそう…。

友だち、家族ごとに班を作り、地図をもってイザ出発! 
それぞれのポイントに仕掛けてあるゲームやクイズに答えながらゴールへ。
ゲームの点数と問題の正解率、タイムで順位が決まる。
およそ1時間、全員コースはクリアしたが、さて順位は??(閉校式で発表です)


閉校式、「これからも放射線の影響で大変だと思いますが、みんな負けないで頑張って」と、森部長から励ましの言葉。

子どもたちは新発田市の皆さんの温かい心に触れて、感謝することを学びました。
「機会があれば福島から避難したい…」と言っていたお母さんたちも、少しの間その心配を忘れて過ごしていただけたでしょうか。

新発田市の市長さんはじめ、今回の企画に関わって下さった皆さんには本当にお世話になりました。
皆さんの温かい心に触れたふくしまっ子は、今後も福島の誇りを胸に、福島を愛して成長してほしいと思います。

それが、福の鳥プロジェクト「子どもたちに笑顔を」の思いだから……。

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※福の鳥プロジェクトでは、今回の新発田市のご厚意と子どもたちの様子を、福島市の瀬戸市長に報告に行き、新発田市の二階堂市長へは子どもたちから届いたお礼の葉書をお送りしました。

今後も縁を絆に変えて繋いでいきたいと思います。
posted by fukushima-fight at 20:14| がんばってる人・会社