2011年06月13日

海を越えてGOOD LUCK!


アメリカの子ども達が日本の子ども達に向けたメッセージ

〜カリフォルニアからの声〜

4月20日一通のメールが「がんばっぺ!福島」サイトに届きました。
アメリカ・カリフォルニア州在住の日本人女性から送られてきたメールには、お子様が通われている学校でイベントを開き、東日本大震災で被災した子ども達に応援のメッセージフラッグを送りたいというものでした。
どうしたら実現できるかわからず「がんばっぺ!福島」にメールをいただきました。メールの最後には「遠い地で国籍の違う者でも皆日本のことを思っています。子ども達皆が笑顔になってほしい」とありました。

そこで福の鳥プロジェクトはその思いを引き継ぎ、県の教育委員会に連絡したところメッセージフラッグを届ける小学校を紹介していただきました。(委員会の方々も大変喜んでいました!)
その小学校は津波の被害の大きい相馬郡新地町の新地町立新地小学校です。福の鳥プロジェクトでお届けしたいとお願いしたところ快く承諾してくださいました。
早速カリフォルニアに届け先の小学校が決まったことをお伝えし、メッセージフラッグを作るイベントがサンタクララ市・ローレルウッドエレメンタリースクールで開催されました。2枚の日本国旗に被災された日本の方々へのメッセージを生徒、保護者、また現地の方々にも書いてもらったそうで、子ども達が浴衣を着て「上を向いて歩こう」を手話つきで歌う発表などもあったようです。写真からではありますが熱い思いが伝わってきました。

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メッセージフラッグの写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。



003.jpgこうして福の鳥プロジェクトの第一印刷に届いたメッセージフラッグ。
様々なカラーの「good luck」に胸が熱くなりました。その中には日本人の子ども達からのメッセージもあり「まけないで」「1人じゃないよ、おうえんしているよ」と大きく書かれていました。その思いを伝える架け橋となるべく福の鳥プロジェクトは動き出しました。

福島県教育委員会
 「県の子どもたちへ全国からの応援メッセージ」
http://www.pref.fks.ed.jp/sinsai/ouen/ouen.html




〜いざ新地小学校へ〜

002.jpg6月6日第一印刷社員4名で新地小学校へ向かいました。
校長室にて大谷校長先生と六年生の代表がメッセージフラッグを受け取りました。
代表の6年生は「みんなにこれから見せたいと思います。震災に負けずに頑張ります」と少し緊張している様子でしたが、しっかりとメッセージフラッグを受け取ってくれました。
大谷校長先生は「子ども達はメッセージフラッグをとても喜ぶと思います。今、外で十分に運動やプールの授業ができない中、大変勇気付けられました。本当にありがとうございます」とおっしゃっていました。
私たちも大谷校長先生のご協力のおかげで生徒さんに直接お渡しできたことがうれしかったです。

【写真】海から約2kmの高台にあり、避難所となっています。


007.jpgその後、大谷校長先生から校舎を案内していただきました。
新地小学校は津波で2名の児童がお亡くなりになりました。また、原発の影響で30名の生徒が北は北海道から南は香川県へと全国に避難し、逆に津波の影響で南相馬市から20名を迎えたそうです。
亡くなった友達、バラバラになった友達、新しく仲間になった友達、生活が一変した中で生活する子ども達に「地域の皆さんも、避難所で生活している皆さんも、みんな学校で子ども達が学んでいる姿に元気をもらっている」と大谷校長先生。
確かに教室からは元気な声がたくさん聞こえてきました。
そんな元気な声も津波を目の当たりにしている子ども達なのだと思うと胸が痛み、子ども達に笑顔を、というよりは大人達が笑顔にさせてもらっているということに気づかされました。
新地小学校の体育館では現在120名の避難者が生活しており、大谷校長先生は校長室にベッドを置いて時々寝泊りするなど、まだまだ震災前の学校生活には戻っていません。

【写真】今は講堂が避難されている方達の食堂になっています。


001.jpgしかし、「震災から頑張ってきたのだからこれからも頑張るしかない」と避難されている男性の言葉の通り避難所で生活する方々との交流で子ども達がたくましく成長していってくれるのではないかと期待して学校を後にしました。

帰る途中、新地町の被害を実際に目の当たりにしました。
大切なものも思い出も“瓦礫”となってしまった悲しみをみんなで共有し、考えることから復興が始まると感じました。





〜福の島プロジェクトのこれから〜

009.jpg今回伺った新地小学校へ、メッセージフラッグと共に福の鳥プロジェクトからも世界一長いぬり絵を作るためのぬり絵と“幸せを呼ぶクマさん”をプレゼントしました。
新地小学校からカラフルになったぬり絵が届くことを楽しみにしています。

このメッセージフラッグはカリフォルニアの子ども達が「なにかしたい」という気持ちから始まりました。小さなアイディアからどんどんつながる友情の輪。ぜひ皆様の声も掲示板などでお聞かせください。福の鳥プロジェクトは皆様の声やアイディア、人と人とを全国、世界へと繋げる架け橋となれるよう活動していきます。

最後に、メッセージフラッグを届けるにあたって感じたこと、“人と人との不思議な縁”に感謝感激!!
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
posted by fukushima-fight at 00:00| イベント/活動